5月建機出荷額12.4%減 輸出10カ月連続減、内需2カ月連続減 油圧ショベルは増加・ミニショベルは減少
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日本建設機械工業会がまとめた5月の建設機械出荷額は、前年同月比12.4%減の1441億円で、10カ月連続で減少した。
5月の内外需別の内訳は、内需が11.2%減の581億円で2カ月連続の減少、外需は13.2%減の860億円で10カ月連続減少した。
内需の増加機種は建設用クレーン(131億円、27.9%増)、コンクリート機械(28億円、1.0%増)の2機種にとどまった。減少機種はトラクタ(53億円、21.4%減)、油圧ショベル(141億円、15.5%減)、ミニショベル(45億円、36.8%減)、道路機械(18億円、47.4%減)、トンネル機械(100万円、99.8%減、ほぼ全減)、基礎機械(21億円、7.1%減)、油圧ブレーカ・圧砕機(12億円、10.9%減)、その他建設機械(42億円、17.6%減)、補給部品(89億円、3.6%減)。
外需の増加機種は油圧ショベル(402億円、14.8%増)、ミニショベル(129億円、3.6%増)、コンクリート機械(2億円、37.6%増)、基礎機械(4億円、27.0%増)、その他建設機械(114億円、13.5%増)の5機種。減少したのはトラクタ(72億円、45.6%減)、建設用クレーン(61億円、44.6%減)、道路機械(19億円、33.0%減)、トンネル機械(7900万円、92.3%減)、油圧ブレーカ圧砕機(6億円、12.1%減)と補給部品(49億円、59.6%減)。地域別に見ると、欧州(2か月連続増)、北米(2カ月連続増)、中南米(3カ月ぶり増)の3地域が増加したが他6地域が減少した。
油圧ショベルとミニショベルの内外需合わせた5月の出荷額はそれぞれ5.0%増の544億円、11.1%減の173億円。
管材新聞 2016年9月14日 第1678号より抜粋
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