昨年度設備工事受注 続伸して6.5%増「管工事」9年連続増
公開日:
:
業界ニュース
国土交通省がこのほどまとめた2018年度の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20社)の受注額(速報)は、前年度比6.5%増と17年度(2.7%増)に続き、2年連続して増加した。3工事とも官公庁工事が減少したものの、堅調な民間工事に支えられた。「管工事」は9年連続の増加となった。「管工事」は官公庁工事が5年連続減と振るわなかったが、主力の民間工事が好調だった。「計装工事」も2年連続して増加した。
設備工事3業種の各主要20社の受注総額は、11年度に長年の低迷に終止符を打ち、12、13年度と連続増加したあと、14年度でやや後退、15年度は盛り返し、16年度は微減となったが、17年度で増加に転じ、18年度は3兆4026億円、6.5%増と続伸した。
官・民別にみると、官公庁工事は2903億円、8.4%減と低調だった。14年度(7.5%減)、15年度(7.0%減)、16年度(0.1%減)、17年度(11.7%減)に続いて低迷した。一方、民間工事は3兆1123億円、8.1%増と堅調に推移した。14年度(0.7%増)、15年度(6.3%増)、16年度(0.8%減)と増減を繰り返したあと、17年度(4.6%増)に続いて増加した。
工事種類別にここ数年の推移をみると、「管工事」は10年度(0.4%増)で増加に転じ、11年度(6.3%増)、12年度(1.6%増)、13年度(9.1%増)、14年度(0.6%増)、15年度(3.0%増)、16年度(0.1%増)、17年度(0.1%増)と長期にわたり増勢基調を維持し、18年度も1兆5231億円、6.6%増と9年連続の増加となった。
官公庁「管工事」は14年度(16.0%減)、15年度(3.0%減)、16年度(0.5%減)、17年度(18.8%減)に続き、18年度も5.3%減の1340億円と振るわなかったものの、主力の民間「管工事」が14年度(3.8%増)、15年度(3.9%増)、16年度(0.2%増)、17年度(8.8%増)に続き、18年度も7.9%増の1兆3891億円と堅調に推移した。
ビル・工場などの各種設備の制御機能を支える「計装工事」は11年度に16.4%増と増加に転じたあと、12年度(2.0%増)、13年度(6.0%増)、14年度(3.4%増)、15年度(0.7%増)と5年連続増から16年度(2.7%減)は低迷し、17年度は7.7%増億円と再び増加し、18年度も2.6%増の3710億円と堅調を持続した。
官公庁「計装工事」は15年度(41.2%減)の大幅減のあと、16年度(18.2%増)にやや回復したが、17年度は4.3%減にとどまり、18年度も6.3%減の363億円。一方、民間「計装工事」は15年度(9.3%増)までの5年連続増から16年度(5.0%減)は後退したものの、17年度は9.4%増、18年度も3.6%増の3346億円と堅調に推移した。
主に施設構内の電気設備を設置する「電気工事」は、6.6%増の1兆6533億円で、17年度(0.3%増)に下げ止まり、18年度は増加幅を広げた。官公庁「電気工事」は15年度(0.1%減)、16年度(1.4%減)、17年度(5.6%減)のあと、18年度は14.5%の大幅減の1290億円と4年連続して減少した。ただ、主力の民間「電気工事」は15年度(7.6%増)に増加に転じ、16年度(0.8%減)で再び停滞、17年度は1.0%増と下げ止まり、18年度は8.8%増の1兆5242億円と回復した。
管材新聞 2019年6月26日 第1776号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
キッチン・バス工業会 「台所・お風呂の川柳」入賞作表彰
キッチン・バス工業会は11月2日、今年5月から7月にかけて募集した第11回「台所・お風呂の川柳」入賞
-
-
中小製造の設投意欲 やや上向き傾向
日本政策金融公庫(日本公庫)がこのほどまとめた中小製造業設備投資動向調査結果によると、2017年度設
-
-
ユアサ商事、「Growing Navi」新ECサイト開設
ユアサ商事は、新EC(電子商取引)サイト「Growing Navi」を5月23日にオープンした。
-
-
14年度設備工事受注 4年連続の増加 民間「管工事」堅調
国土交通省がまとめた2014年度の設備工事3業種(電気・管・計装工事の各主要20社)の受注額は、前年
-
-
2018年3月末 汚水処理普及率90.9% いぜん都市・地方で格差大
農林水産、国土交通、環境の3省がこのほどまとめた汚水処理人口普及状況によると、2017年度末(201
-
-
ポンプ動向記事 2016年3月
ポンプの景況が徐々に回復してきた。経済産業省集計のポンプ生産高をみると、ここ数年減少を続けていた生産
-
-
TOTO 和洋リモデル工法が「発明奨励賞」
TOTOは、発明協会が主催する「平成27年度九州地方発明表彰」で、和風便器から洋風便器(腰掛便器)へ
-
-
今年度上期建設受注低迷 日建連97社
日本建設業連合会(日建連)はこのほど、2018年度上半期(4~9月)の法人会員(97社)の受注結果を
-
-
中小企業の設備 投資意欲減退局面へ
商工組合中央金庫の今年1月時点の「中小企業設備投資動向調査」で2016年度に国内設備投資を計画(16
-
-
TOTO 第15回「トイレ川柳」大募集 8月18日まで
TOTOは、今年で第15回目を数える「トイレ川柳」の作品を募集している。8月18日まで。優秀作品の2






