日建連98社 15年度上期建設受注
公開日:
:
業界ニュース
日本建設業連合会(日建連)はこのほど、2015年度上半期(4~9月)の法人会員(98社)の受注調査結果をとりまとめた。それによると、受注総額は前年同期比5%減の6兆9930億円と、上半期としては13年度(前年同期比39%増)、14年度(同5%増)から大きく後退した。国内受注が1%減の6兆8080億円と振るわず、海外受注(構成比3%)は半減した。
国内民間受注は好調に推移したが、官公庁受注が低迷した。発注者別にみると、民間では製造業が25%増の9580億円、非製造業が13%増の3兆9440億円と大きく伸び、民間全体で15%増の4兆9020億円となった。
一方、官公庁では国の機関が30%の大幅減の1兆2160億円にとどまり、地方の機関も26%減の6710億円となり、その他を合わせた官公庁全体で29%減の1兆8870億円と大きく後退した。
地域別に全国9ブロックをみると、北陸26%増の2620億円、中国15%増の2470億円、近畿11%増の9760億円と、この3ブロックは堅調に推移した。しかし、受注額の約半分を占める関東が微減の3兆2880億円にとどまったほか、震災復興中の東北も19%減の7850億円、中部9%減の5180億円、北海道12%減の2280億円、四国12%減の1300億円と低調に推移した。九州は横ばいの3740億円。
管材新聞 2015年11月11日 第1648号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
クレアフォームジャパン パイプの経年劣化や保全 状態の測定・評価ソフト
3Dスキャニング測定ソリューションと3Dエンジニアリングサービスのクレアフォームジャパンはこのほど、
-
-
住宅リフォーム市場 毎年6兆円の需要創出
矢野経済研究所はこのほど、国内住宅リフォーム市場の調査結果を発表した。それによると、2017年の住宅
-
-
TOTO中経営計画「WILL2022」を策定 経営とCSRの一体化推進 22年度に売上高7200億円・営業利益800億円目指す
TOTOは10月30日、経営とCSRの一体化のさらなる推進を図り、2022年度に売上高7200億円、
-
-
日立金属 配管機器事業を再編 日立バルブを簡易吸収分割
日立金属は7月26日、完全子会社の日立バルブの営業および開発部門を簡易吸収分割により継承し、日立バル
-
-
WSP小径管部会 会員社製品の総合カタログ発行
日本水道鋼管協会小径管部会はこのほど、会員社の個別パンフレットを集約した総合カタログ「日本水道鋼管協
-
-
「TOTO 新商品」 10万円切るウォシュレットにもノズル除菌機能
TOTOはノズル除菌機能を搭載した新「ウォシュレットS」を8月1日に発売する。希望小売価格は
-
-
19年度に設備投資 6割強の企業が計画
帝国データバンク(TDB)はこのほど、2019年度の設備投資に関する企業の意識調査を行った結果を公表
-
-
7月の東京地区管材景況 売上やや増・粗利停滞 景況感は再び下向く
東京管工機材商業協同組合はこのほど、7月の「管工機材商景況動向」を発表した。景況感は「好況」回答が前
-
-
15年度伸銅品需要 当初見通し下方修正 銅管は4.6%減と低調
日本伸銅協会はこのほど、2015年度の伸銅品需要(生産)について当初の前年度比微増予想を下方修正し、
-
-
キャタピラージャパン “普段使いの防災建機” リモートコントロールキット発売へ
キャタピラージャパン合同会社は、自然災害の激甚化が懸念される日本において、災害対応の迅速化を強力に後
PC
- PREV
- メタウォーター 米の上下水道エンジ買収
- NEXT
- 15年上半期工場立地 件数、面積とも減少






