配管工は2.1%不足 8職種全体傾向は94カ月連続不足 4月の建設労働需給
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国土交通省がまとめた4月の建設労働需給調査結果によると、配管工の過不足率は前月(1.3%不足)から不足幅が0.8ポイント拡大し2.1%不足であった。型わく工、とび工、鉄筋工、電工などを合わせた8職種の平均は94カ月連続で不足傾向を示し(1.4%不足、前月から不足幅が0.4ポイント拡大)、8職種とも不足傾向にあり、特に不足率が大きかったのは鉄筋工(土木)の2.3%。過不足率の前年同月(とび工と鉄筋工(土木)が過剰、ほか6職種とも不足傾向)からの変動をみると、とび工と鉄筋工(土木)が過剰から不足に転換、左官が横ばいだったほか5職種の不足幅が拡大した。配管工と電工を除く6職種の平均は1.4%不足(前月から不足幅が0.4ポイント拡大)。
東日本大震災の影響が大きい東北地方の状況をみると、8職種では1.1%不足、6職種でも2.0%不足で、型わく工(建築)、とび工、鉄筋工(土木)、配管工が不足、型わく工(土木)、鉄筋工(建築)、電工が均衡、左官が過剰だった。
4月の配管工の需給状況を地域別にみると、過剰だった地域はなく、不足だった地域は北海道(4.8%)、東北(1.2%)、関東(2.8%)、北陸(2.4%)、近畿(1.1%)、中国(1.5%)、四国(3.6%)、沖縄(1.6%)。均衡したのは中部、九州。
今後の需給見通しは、北海道と沖縄で6月「やや困難」、7月「困難」で、ほか8地域は6月.7月とも「普通」。
管材新聞 2019年7月3日 第1777号より抜粋
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