日本水道協会のポスターの女の子のセリフが長すぎると話題に
日本水道協会がPRとして発行してるポスターが、すさまじい病みを感じさせると話題になっています。一見さわやかな漫画ですが…
3コマめまでは普通
木の陰から、蛇口の水を飲む野球部員男子を眺める女の子。男子がいなくなるとダッシュし、自分も同じ蛇口から水を飲みます。そして赤面しながら…

「さっきまで水野くんが飲んでた水道水飲んじゃったぁ!! おいしーい!! でも、この水って当たり前に出るものじゃないんだよね!! 日本の高い水道技術のおかげで、水道に適切なメンテナンスがなされて、水野くんと私の元に安全で美味しい水が届いているんだよね!! 水道の維持には莫大なお金がかかるみたいだけど、老朽化していく水道施設を定期的に更新して行かなくちゃいけないし、いざというときに水が止まらないためにも耐震化にしっかり取り組んでいかないといけないな!! 私と水野くんは水道でつながってる!!」
と、心の中で叫びます。長い、長いよ。セリフがいちいち長い。長すぎて吹き出しがコマぶち抜いちゃってます。水野くんが水道水を飲んでるだけで、イマジネーションふくらませすぎです。もはや何に対して赤面しているのか、まったく分かりません。あとどうでもいいことですが、多分あなたと水野くんは水道でつながっていない。
また、ポスターの一番下に「みんなで考えたいね、日本の『水道水』。」とありますが、この子はちょっと考えすぎじゃないですかね。蛇口の水を飲んでいる人を見ただけでみんながここまで「考える」社会はちょっと怖いです。。。
Twitterではこのポスターに対し「ヤバい」「ヤンデレみたいなヒロイン」「この女怖い」「きょうふ」といった意見が上がっています。本当に怖い。
ちなみにこのポスター、昨年(2014年)バージョンもあります。シチュエーションはほとんど同じで、女の子が水を飲む水野くんを見かけて心の中でこう思うのです。


「水道局に勤めてるうちのお父さんががんばって管理してることによってここまで届いている水道水をおいしそうにガブ飲みしてるっ! うれしいなぁっ…! 日本の水道技術はすごいから、安全でおいしい水なんだよ! 水野くんにおいしい水を届けるためには、古くなった水道施設を新しくして行かなきゃならない! いざというときに水が止まらないためにも、地震への備えも大切だよね! お父さん、水野くんのために、お仕事がんばって欲しいなあ…! そんなお父さんを、私も応援しなきゃ…!」
どちらかとというと水野くんよりお父さんのことばっかり考えてますね。。。
日本の水道技術のすごさをPRするためというのはよくわかりますが、もう少しコマ割りとセリフの長さに気を使ってみてはどうでしょう…?
画像提供:日本水道協会
参考
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1510/21/news097.html
PC
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