PVCデザインアワード2016 大賞に折り畳み簡易浴槽
PVCデザインアワード実行委員会(日本プラスチック製品加工組合連合会、日本ビニール商業連合会、日本ビニル工業会、塩ビ工業・環境協会で構成)は昨年11月25日、昨年4月から募集した「PVCデザインアワード2016」の審査結果を発表し、丸ビルコンファレンススクエアで表彰式を行った。それによると、今回は大賞として「とびだすおふろ POP-UP BATH」が選ばれた。
▼とびだすおふろ POP-UP BATH
(出典:http://www.pvc-award.com/result.html)
同コンテストはPVC関連6団体(当時)が共同で2011年に「塩ビものづくりコンテスト」として開始したもので、今回で6回目。PVCの中でも、柔軟性をもち・加工性・印刷性・透明性などに優れる軟質塩ビの特徴を活かした独創性や実用性にあふれる「デザイン提案」と「製品」を募集・選定・表彰して業界の活性化と発展を図るもの。6回目の今回は昨年に続いて「安心・安全・快適」をテーマに募集した。
昨年4月20日に募集を開始、デザイン提案部門(国内外未発表のソフトPVCを使用する提案)に256作品、製品部門(国内で流通している既存のソフトPVC製品や中間加工素材および試作品、販売後5年以内の製品で、中間素材の場合は仕様製品を明示する)に59製品の応募があり(10月末締切)、これらについて同等の対象として一次審査を行い、デザイン提案部門については加工メーカーが選出しマッチングしてプロトタイプを制作し(30点)、製品での応募作品とともに評価し、優秀作品を選考した。
11月25日発表された審査結果によると、大賞として「とびだすおふろ POP-UP BATH」(平面→立体→平面とまるで「飛び出す絵本」のように瞬時に立ち上がり、考えることなくマニュアルなしで使用できる浴槽。軽くて可搬性も高く、レジャー、介護、災害時の避難所などでの活用に期待)が選ばれた。そのほか、優秀賞2点、入賞7点、奨励賞3点が表彰された。
PVC Design Award 2016
http://www.pvc-award.com/
管材新聞 2017年1月11日 第1689号より抜粋
PC
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