建設大手50社 昨年度工事受注低調
公開日:
:
業界ニュース
国土交通省は、「建設工事受注動態統計調査」として建設大手50社の2015年度受注額をとりまとめた。それによると、国内外合わせた受注総額は前年度比0.9%の微減ながら5年ぶりの減少となった。国内受注額はほぼ前年度並みを維持したものの、海外受注額が大幅に減少し、全体を押し下げた。上・下水道工事も低調に推移した。
建設大手50社の受注額は、1990・91年度の26兆円をピークに下落基調を続け、2004~07年度(13兆円内外)はピーク時の半減ながらもいったん底打したが、再び下降線を辿り、10年度には10兆円を割り込んだ。11・12年度にようやく底を脱し、13年度で前年度比20%増と急回復、14年度も10%増と続伸したが、15年度は伸び悩んだ。
15年度の総受注額は0.9%減の14兆2256億円で、14年度(約10%増)から5年ぶりに減少に転じた。うち国内受注額は0.6%増の13兆6780億円で、5年連続して増加した。
管材新聞 2016年6月1日 第1668号より抜粋
PC
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
お手間でなければぜひ本記事のご紹介をお願いします。関連記事
-
-
リンナイ ラグビー五郎丸選手加入の豪「レッズ」とスポンサー契約
リンナイは、今シーズンから五郎丸歩選手(ヤマハ発動機ジュビロ)が加入する豪ラグビーチームの「The
-
-
国交省 公共工事労務単価 平均4.1%引き上げ 7年連続の上昇 配管工は4.2%上昇
国土交通省はこのほど、3月から適用の公共工事設計労務単価を全職種加重平均(1万9392円)で昨年3月
-
-
アイヴィ・プロダクツ 台湾製ステンレスパイプ 清水・鴻池などの大型物件導入
アイヴィ・プロダクツは、台湾製ステンレスパイプ(JIS製品)で清水建設のSK認定(認定番号M1011
-
-
モノタロウ 市場価格の約半額「防じんマスクDS2」
通信販売最大手のMonotaRO(モノタロウ)は、同社プライベート・ブランド商品の「防じんマ
-
-
15年上半期工場立地 件数、面積とも減少
2015年上半期(1~6月期)の「製造業等」の全国工場立地件数は前年同期比7%減、立地面積も12%減
-
-
20年度建設投資 前年度微増の62兆7100億円
建設経済研究所はこのほど、2020年度の建設投資を前年度比0.8%増の62兆7100億円と見通した
-
-
TOTO トイレットペーパー型川柳集発売
TOTOは、このほど発表された第12回「トイレ川柳大賞」で選出された20句をトイレットペーパ
-
-
TOTO 和風大便器・単水栓等10%値上げ 4月1日受注分から
TOTOは、和風大便器、壁掛洗面器、単水栓・2ハンドル混合水栓およびアクセサリー等の一部品番について
-
-
アルミ配管設備工業会発足
アルミ配管設備の普及をめざして「一般社団法人アルミ配管設備工業会」が発足した。 空調の冷媒配管
-
-
今年度設備投資計画 大企業で8年連続増加
日本政策投資銀行がこのほどまとめた大企業(資本金10億円以上)の全国設備投資計画調査結果(6月調査)







